月刊WiLL11月号掲載
『ゴーマニズム宣言』
「少女像は神聖不可侵じゃない」の
感想ご紹介です!
Willに掲載されたゴー宣「少女像は神聖不可侵じゃない」を読みました。辻説法スタイルのよしりんがナント少女像に!!—端座して見据えて語り出す口調からしてもう爆笑、これだったかー、と。
切々と語る言葉の真実に肯くその都度、語尾でクククッ;。胸に落ちる説得と笑いが畳みかけるようにクレッシェンドして、アイゴーーッ。笑いを忘れることなく説かれる言論のパワーを浴びました。
あの少女像に表現?!された人が真実・本当の思いを語ったらこの通りの言葉になることでしょう。語りながら思い溢れ激していく表情が胸に迫ります(肩の小鳥までいっしょに高ぶっていく;)。何という思いをしてきたことか。—読むうちにこちらがカワウソと化していました。
この章で特に恐ろしく醜い姿が【挺対協の面々】です。徒党を組み、歯を剥き、指弾糾弾し、脅迫し、・・・その一人一人に書き込まれた表情の狂暴さ・卑しさ・みっともなさ、そしてそれが集団となった同調圧力。これほどいやらしいものは無いと思います。
挺対協は現在なんと「正義連」という名だそうな。≪自分の差別心や卑怯さに全く目を向けず、我こそは正しい、間違っているはいつだって他者だ、他国だ、私はいつも正義の味方だ!と思い込んだ人間≫の恐ろしさがアリアリと描き込まれていると思いました。
日本にだってこういう心性を持つ者・集団はどれほどたくさんいることでしょう。いつだって誰をだって取り込まれる危うさがあります。善意に満ちたごく普通の人間だ(と思っている)からこそ取り込まれてしまう危険性があると思います。
ゴー宣を読んで考えるって、自分の中に「脱正義論」を携えていることだと思いました。
(和ナビイさん)
挺対協(正義連)のやることには、絶対に「笑い」が入ってくることなんかないでしょうからねえ。ひたすら恐ろしやです。
それはそうと「肩の小鳥」がずいぶんウケてるようで、こういう細かいくすぐりまでしっかり注目して楽しんでくれている読者さんが大勢いるというのはとても嬉しいです。
本当に、掲載されてよかった!